訪問看護師の仕事で覚えておかなくてはならないものがあります。それは、オンコールです。訪問看護ステーションのほとんどが24時間対応です。患者さんやその家族の電話に、1日中対応しなければならないという決まりがあります。オンコールとは、深夜でも土日などの休日でも、患者さんやその家族から電話がかかってきたら、すぐに家に向かうための電話のことです。患者さんやその家族と訪問看護師を結びつける大切なツールの一つです。患者さんとその家族の心と、訪問看護師の心を結ぶ網とも言えるでしょう。現在でもほとんどのステーションが24時間体制です。が、近い将来、すべての訪問看護ステーションが24時間体制になるでしょう。


現在は、所属する訪問看護ステーションによって、オンコールの扱いは違っています。訪問看護ステーションの中には、3人体制のシフトを組んで電話に備えているところもあります。主担当は日替わりで、転送システムで菅理をするのだそうです。3人にする理由は、一人が電話を受けられなくても次の人が、その人も受けられなかった時は次の人が、と代わりに受けられる体制を整えるためだと言います。3人体制のケースにおいては、3番目のコールを持っている人がケアマネージャーという場合もあります。ケアマネージャーが電話を取り、対応ができない場合は、すぐに看護師に連絡を取るということになっています。ただ、実際に3番目の人に電話が回ってくることは、少ないそうです。